column染め方

2026.01.29

染めムラってどうしてできる?

お客様からいただくお問い合わせで
「説明書通りに染めたんだけど、ムラができた」
とご連絡いただくことがあります。
今回はよくいただく染めムラの原因をお話しさせていただきます。



【染めムラの原因】

お話を伺う中でムラが発生している原因としてよくあるのがこの3点です。

①染料が溶けきっていない
 溶けきっていない染料は濃く染まり、斑点のような模様を作ってしまいます。

②染め液の量が少ない
 染め液の量が規定より少ないと、染めたいものが浸かり切らなかったり、
 攪拌できずにムラになってしまいます。

③染色中、上下左右に攪拌し続けなかった
 撹拌しないと、浮いているところや布同士くっついているところに染料が入りません。


【検証】

今回はムラの原因を比較するため以下の条件で検証を行ってみました。

①染料をよく溶かし、規定量の染め液を用意し、攪拌し続けたもの
②染料を雑に溶かし、規定量の半量の染め液を用意
 撹拌せず、染め液からはみ出している部分に一度だけ染料をかけ放置したもの


【結果】

①で染めた布(左)は、まんべんなく均一に染めることができました。
②で染めた布(右)は、染料のとけ残りが見つかり、布にも斑点の模様ができてしまっています。
 白っぽいところが、染め液から飛び出ていたところ、
 色が濃淡になっているのが撹拌しなかったためにできたムラです。


【染めムラを防ぐために】

染料をよく溶かす
 事前に500mlぐらいの熱湯で溶かしてから、染め液に入れることをおすすめします。

適量の染め液を用意する
 <染め液の規定量>
 コールダイオール:染めたい布の重さの30倍
 コールダイホット:染めたい布の重さの40倍
 ポリエステルダイ:染めたい布の重さの40倍

染める間は、上下左右に攪拌し続ける
 特に厚手物のや大きな布など攪拌しづらいものはムラになりやすいのでご注意ください。


染めムラの原因の多くは、事前の準備と染めている最中のちょっとした意識で防ぐことができます。

私たちも、皆様の大切な衣類が美しく生まれ変わるお手伝いができれば幸いです。

ぜひ今回のポイントを参考に、あなただけの鮮やかな色づくりをぜひ楽しんでくださいね!

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