How To染め方

2026.06.23

竹の染色について

あまり馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますが
実は竹は布と同じ染料で染まります。
竹などの木材は、『植物性繊維』になるので、綿や麻、レーヨンなどと同じ性質です。
言われてみると腑に落ちますよね。

そのため植物性繊維が染まる
「コールダイオール」・「コールダイホット」・「技法用染料リアクト」・「堅牢スレン建染め染料」・「直接みやこ染」
が適しています。


染料を選ぶにあたって、手軽さと発色の良さを優先して
今回は「コールダイホット」で、竹を染めてみました。
濃度によって染まりあがりが変わるので、イメージに近い濃度を参考にしてください。


染料1%

左から、パープル、レッド、イエロー、グリン、ブルー、ブラック
レッドは比較的染まりやすいですが、パープル、グリン、ブルーの発色が元の竹素材の色に影響を受けています。

染料2%

左から、パープル、グリン、ブルー、ブラック
染料の濃度を上げると少し青味の発色がよくなってきました。

染料3%

左からパープル、レッド、グリン、ブルー
3%の濃度になると青みがさらに発色してレッドも黄みの赤から青みの赤に染まり、
ブルーも鮮やかに染まりました。

染料6%

ブラック
2%から6%に濃度を変えても染めあがりに大きな色の変化がなかったため、加熱しながら染色すると
もう少しブラックらしい色になるかと思います。


同じ染料の種類と濃度でも暖色系と寒色系で染めあがりに違いがありました。
竹素材の色は黄味がベースにあり、染色の場合『素材の色+染料の色=染めあがり』になるので、竹本来の木の色が大きく影響しているのがわかります。

また、木材は布以上に濡れている時と乾いた時の色が変わります。
本番の染色をする前に必ずテスト染色をすることをおすすめいたします。

竹や木材では日光や洗濯による退色が気になるところではないでしょうか。
堅牢度(色落ち)については、「コールダイオール」・「コールダイホット」・「直接みやこ染」は日光や洗濯などによる影響を受けやすい染料です。

堅牢度を求める場合は、「技法用染料リアクト」・「堅牢スレン建染め染料」をおすすめいたしますが
染料や助剤のアルカリ性が強いため、竹、木材にアルカリによる影響がないか確認を行ってください。

染色後の色止めについて、植物性繊維の布素材の場合は、「コールダイオール」・「コールダイホット」・「直接みやこ染」での染色後は、洗濯等での色落ちを防ぐために「色止剤ミカノール」での色止めをおすすめしております。
ただし、竹・木材の場合は、効果が薄いため、仕上げ材としてニスなどのコーティング材での色止めをおすすめいたします。

竹、木材によっても染まり方が異なるため、事前にテストをしてお好みの色になるように濃度を調整しながら染色を楽しんでみてください。

今回使った「コールダイホット」の染料について、詳しい染め方のレシピについてはこちら↓↓

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